3  特定非営利活動法人黄河の森緑化ネットワーク定

<抜 粋>

(名 称)
第1条 この法人は、特定非営利活動法人黄河の森緑化ネットワークと称する。
    略称をNPO・KFG-NET、中国名を非営利組織黄河森林緑化網絡とする。
(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を、兵庫県神戸市内に置く。
(目 的)
第3条 この法人は、日本在住の中国人と日本人並びに、その他日本在住の外国人が広くネット
    ワークを共有しながら、黄土高原を中心に緑化活動に関する事業を行い、環境保全の普及、
    及び相互理解と国際親善に資することを目的とする。
(特定非営利活動の種類)
第4条 この法人は、前条の目的を達成するため、次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。

(1)環境の保全を図る活動。

(2)国際協力の活動。

(3)前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

(事 業)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)特定非営利活動に係る事業

     ①黄土高原における緑化協力事業

     ②現地の人と共に木を植えるワーキングツアーの実施

     ③黄土高原における環境保全に関する技術指導及び派遣事業

④地球環境保全に関する広報活動

⑤緑化活動を中心とした環境保全に関するシンポジウムやイベント等の開催並びに交流活動

(会員の種別)
第6条 この法人の会員は、次の2種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法
    (以下「法」という。)上の社員とする。

(1)正会員  第3条の目的に賛同し、所定の会費を納めた個人及び団体

(2)協力会員 この法人の活動を直接行わないが、協力し支援を行う個人及び団体

(会 費)
第8条 正会員は、総会において別に定める会費を納入しなければならない。
(役員の種別及び定数)           
第13条 この法人に、次の役員を置く。

    (1) 理 事  3人以上18人以内

    (2) 監 事  2人以上4人以内

2 理事のうち1人を代表理事とする。

3 前項に定めのない理事の役職については、理事会の議決を経て理事のうち2人以内の副代表理事、
  1人の専務理事及び3人以内の常務理事を選任することができる。

4 前3項の理事の職務の範囲区分については、代表理事が理事会の議決を経て別に定める。
  ただし常務理事のうち1人を事務局長とする。

(総会の種別)
第21条 この法人の総会は、通常総会及び臨時総会の2種とする。
(構 成)
第22条 総会は、正会員をもって構成する。
(開 催)
第24条 総会は、毎年度1回開催する。
(事業年度)
第49条 この法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。

 

 

KFGとは

 神戸の象徴でもある六甲山は100余年の荒れ山緑化の歴史があり、神戸には約一万人の華僑
が住んでいる。こうした背景をもとに、日本人と華僑が互いに協力をしながら、緑化・環境保全
を目標にする団体です。
 活動としては国外では、華僑にとって母なる川「黄河」を「青河」に変えるという意気込み
を持って、その上流部流域に広がる黄土高原の荒れ山緑化・再生を支援する。その中で地球環
境保護に貢献し、また日中のいっそうの交流促進と相互理解を深めることを目指しています。

 国内活動では環境保全活動の一環として、神戸市住吉山手の六甲山で毎年ヤマザクレ、コナ
ラ、クリなどの広葉樹を植樹しています。合わせて植樹地の草刈も年2回行っています。
 こうした活動が認められ、国交省六甲砂防事務所から「森の世話人」の称号をいただきました。
この他、多くの人々が利用する六甲山登山道において、春と秋に空き缶やペットボトルなどを
拾い集める清掃活動を行っています。

4  所在地

     住所  〒650-0011
         兵庫県神戸市中央区下山手通7-11-12 福建同郷会館内 
     Tel    078-360-2779

     URL    https://kouganomori.com  
     E-mail  mail@kouganomori.com

代表理事 金啓功

 1 趣 旨

地球環境問題は、身近なものから地域社会・国レベル・地球全体へと多岐にわたっている。地球温暖化、水不足、砂漠化、生物多様性の喪失など人類の生命線は危機的な状況にある。この法人は、黄土高原を中心に国境を越えて、広くネットワークを形成し、森林の再生を目指した緑化協力を行い、地球環境保全と改善に寄与す。また各人がするべきことを認識し、自発的に行動し、信頼とパートナーシップのもとに活動の輪を広げる。

  2  会のあゆみ
 2001年  10月  甘粛省蘭州市在住の元神戸大留学生の「黄土高原の自然回復に、日本からも協力して」との呼びかけに応じて、10月、日本在住の華僑と日本人計18人が、中国「西部大開発」視察団を結成し訪中。甘粛省政府を表敬訪問し、そこで緑化への協力要請を受ける
 2002年   2月  日本人・華僑計8人で、森林ボランティア団体設立にむけ世話人会を結成。団体名を「黄河の森緑化ネットワーク」とする
   10月  ボランティア団体「黄河の森緑化ネットワーク」を設立する
 2003年  12月  兵庫県から特定非営利活動法人(N P O法人)の認証を受ける
法人登記をおこない、法人として成立
 2008年   5月   国土交通省六甲砂防事務所から 「森の世話人」 の称号を受ける
 2010年   7月  認定NPOとなる
                     認定NPO法人とは